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衛藤 基邦; 藤崎 勝夫; 依田 真一; 奥 達雄
Journal of Nuclear Science and Technology, 22(1), p.58 - 67, 1985/00
被引用回数:0 パーセンタイル:0.02(Nuclear Science & Technology)高温ガス実験炉炉心部用黒鉛IG-11及びH451製スリーブの円周方向に温度差を与える装置を試作し、温度差とスリーブの湾曲量の関係を調べた。また、スリーブ試験体に拘束下で温度差を与え、発生荷重あるいは曲げモーメントを測定した。実験データを、はりの曲りの弾性論によって解析し、計算値と実験値が良い一致を示すことを確認した。スリーブ試験体の曲げ試験の結果、拘束下で発生する曲げモーメントは試験体破断時のモーメントよりはるかに小さく、円周方向温度差200度の場合でも破断モーメントの1/3程度であることが明らかになった。
衛藤 基邦; 藤崎 勝夫; 依田 真一; 奥 達雄
JAERI-M 84-130, 40 Pages, 1984/07
高温ガス実験炉炉心部用黒鉛IG-11及びH451製スリーブの円周方向に温度差を与える装置を試作し、温度差とスリーブ湾曲量の関係を調べた。また、スリーブ試験体に拘束下で温度差を与え、発生応力あるいは曲げモーメントを測定した。実験データを、はりの曲りの弾性論によって解析した。スリーブ試験体の曲げ試験の結果、拘束下で発生する曲げモーメントは、しけんたい破断時のモーメントよりはるかに小さく、円周方向温度差200度の場合でも破断モーメントの1/3程度であることが明らかになった。
湊 和生; 福田 幸朔; 菊池 輝男; 小林 紀昭; 井川 勝市; 岩本 多實; 石本 清; 伊丹 宏治; 佐藤 雅幸
JAERI-M 83-055, 77 Pages, 1983/03
照射後の第1次および第2次燃料体の黒鉛スリーブには、最大約1mmの曲がりか認められた。しかし、これらと同様な3本燃料棒型の第4次燃料体の照射後黒鉛スリーブには、曲がりはほとんど認められなかった。1本燃料棒型の第3次燃料体の照射後黒鉛スリーブには、約0.7mmの曲がりが認められた。これらの曲がりの原因を考察することを目的として、計算コードを用いた曲がり解析および未照射黒鉛スリーブを用いた炉外実験を行なった。その結果、黒鉛スリーブには、製作時に最大約0.15mmの曲がりが存在していること、および黒鉛スリーブの黒鉛ブロックによる拘束状態によって、同一照射条件下においても、生じる曲がりが異なることがわかった。
林 君夫; 井川 勝市
JAERI-M 82-109, 26 Pages, 1982/09
第1次、第2次OGL-1燃料体の黒鉛スリーブ中の核分裂生成物の拡散放出挙動を調べるため、Fickの法則に基づいて、計算プログラムFPDRを作成した。濃度分布の実測値と計算値を比較することによって、第1次燃料スリーブ中のSrの拡散係数は(2~5)10m/sと評価された。同じく、第2次燃料スリーブ中のCs、Srの拡散係数は、各々、~110m/s、またはそれ以上、及び、10m/sと評価された。2次燃料スリーブからのSrの放出は無視できる。Csの放出量は、もし、その拡散係数が10m/s以上ならば、拡散係数に対して直線的に増加するが、蒸発パラメータの値には実際上依存しない。
菊池 輝男; 岩本 多實; 井川 勝市
JAERI-M 8952, 16 Pages, 1980/07
被覆粒子燃料コンパクトをキャプセル照射した際、燃料コンパクトを封入した黒鉛スリーブ中の放射性核種の分布を、軸方向、半径方向および円周方向について調べた。測定に供した試料は、VP-2およびVP-4キャプセル中に封入したもので、JRR-2、VT-1孔において、それぞれ1380Cおよび1495Cで、290時間照射し、それぞれ4.0年および3.5年崩壊させたものである。これらの黒鉛スリーブから検出された核種は、Co、Ta、Sr、Cs、Ceであった。さらに、これらの核種の黒鉛材中の濃度プロフィルから、Ta、SrおよびCsは、Ta材および燃料コンパクトとの接触面から、SrおよびCsは気相中を通って、黒鉛材中に移動することがわかった。Coは不純物として、もともと黒鉛材中存在していたものと考えられる。
小川 徹; 井川 勝市; 岩本 多實
Journal of Nuclear Materials, 80(1), p.184 - 186, 1979/00
被引用回数:1黒鉛開気孔を熱分解炭素でふさぐことによって、ガス不透過性、機械的性質等の改良をはかることができる。同法をHTGR燃料の黒鉛スリーブに応用することにより、燃料棒を密封型に近づけることができ、被覆粒子破損率の許容限を上げることが期待できる。また、トカマク型核融合炉のライナー用黒鉛の、水素プラズマに対する両立性を改善することも可能であると考えられる。実験では、窒素ガスをキャリアーとしてノルマルヘキサンを反応室内に送り込み、適当な温度・圧力を選ぶことにより、黒鉛小試料の開気孔内に熱分解炭素を被覆した。さらに、同様の条件下でアルミナ細管内に蒸着した熱分解炭素の金相観察・OPTAF測定から、気孔内蒸着物の性状を推定した。